小規模企業共済について
確定申告の時期が終了となりました。申告において納税額が多く驚かれた方もいるのではないでしょうか。何か来年の申告に向けて節税対策を取りたいと考えておられる方もいるかと思います。今回はその節税策として「小規模企業共済」を紹介したいと思います。
■小規模企業共済とは
会社の経営者や個人事業主の方は、サラリーマンと違って退職金に相当するものを自分で用意しなければなりません。小規模企業共済という制度は個人事業を辞めたときや会社等の役員を退職したときの為に生活資金等を事前に積み立てておく共済制度です。
■小規模企業共済メリット
将来の退職金を確保しながら年末調整や確定申告で毎月の積立額を全額所得控除することができますので節税対策にもなります。
また、受取る際には共済金は退職所得扱い(一括受取り)、または公的年金等の雑所得扱い(分割受取り)を選択することができます。
■掛金はいくらになりますか
掛金月額は千円~7万円までの範囲内(500円刻み)で自由に選べ、半年払いや年払いを選択することもでき、増額・減額も可能です。
加入の申し込みは商工会議所や金融機関で取り扱っています。独立行政法人中小企業基盤整備機構のHPにも詳しくのっていますので参考にされてみて下さい。