2018年1月から「積立NISA」という制度が始まるのをご存知でしょうか?
2014年にNISA(少額投資非課税制度)が始まり、2016年からは「ジュニアNISA」が創設されました。
それに続いて2018年からは「積立NISA」です。
日本人は預貯金で貯蓄をする傾向にあり、なかなか投資が活発に行われていません。
そこで様々な制度を作り、市場を活性化させることで経済を発展させ、国民の資産形成を
促すという趣旨があります。
今回は「現行NISA」と「積立NISA」の違いについてお送りします。
■今さら聞けないけど、「NISA」って?
■現行NISAと積立NISAって何が違うの?
■まとめ
現行NISAは、年間の非課税枠が積立NISAに比べて大きく、投資対象も多岐に渡ります。
しかし、非課税期間は5年間と短く、長期的な資産形成には向かないかもしれません。
一方、積立NISAは対象商品が長期・積立・分散投資に適した投資信託に限られており、投資の初心者には利用しやすい制度となっています。
NISAだけではなく、今の時代には様々な制度があります。この高齢化社会の中では私達の老後は長く、しかしその生活は決して保障されてはいません。限られた資産をどのように将来に残すか、ご自身のライフスタイルや性格に合った方法を選択するためにも、自ら考え勉強して視野を広げてみてはいかがでしょうか。