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老後の生活資金

 平均寿命が毎年更新され、過去最高を記録しています。2016年の日本人の平均寿命は女性87.14歳、男性80.98歳となり、国際比較では香港に次いで世界2位となりました。

  さて、そこで心配になるのが老後の資金です。現在「用意していない」という方が34.3%、「2,000万円未満」という方が10.4%など、3,000万円以上の資金が用意できる見込みのある方は14.7%にとどまっています。

 一般的に老後(65歳以降)に必要な貯蓄額は「老後必要額(8,000万円)-年金(約5,000万円)=貯めるべきお金(3,000万円)」と言われていますが、50代でも3割の世帯が貯蓄ゼロというのが現実です。

  厚生年金があれば良いのですが、国民年金のみの方は更に貯蓄が必要になります。どう考えても実現不可能となると、65歳からは年金を受け取りながら毎月の赤字補填として仕事をするという選択肢があります。

 85歳以上は、56.9%が要支援、要介護認定を受けるという現実があり、是非下流老人にならないためにも早めにライフプランを立ててみてはいかがでしょうか。

2017年08月29日

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