令和5年4月から雇用保険料率が変更になります。
雇用保険とは?
雇用保険は、労働者が失業した場合等に必要な給付を行うことにより、労働者の生活および雇用の安定、求職活動を容易にするとともに、労働者の職業の安定をはかるため、失業の防止、雇用状態の是正および雇用機会の増大、労働者の能力の開発および向上、労働者の福祉の増進を図ること目的としています。
雇用保険の被保険者
事業的規模に関わりなく、原則として、労働時間が週20時間以上、かつ、雇用の見込みが31日以上ある人が該当します。
なお、原則として、個人事業主や法人の役員は対象外です。
令和5年度の雇用保険料率
雇用保険料率は毎年見直しがされていますが、令和5年度より料率が上がることになりました。
料率表はこちら
令和5年度の保険料率は、令和4年度後半の料率に、会社、労働者それぞれ+0.1%(1/1,000)となっています。
雇用調整助成金の利用が増え、財政が厳しくなったことが料率が上がった要因とされています。
今回は労働者・事業主共に料率が上がり、その分負担も増えますので早めの周知をお願い致します。