最近テレビで「インスタ映え」という言葉をよく耳にします。これはインスタグラム(instagram)という写真や動画をを共有できるSNSアプリに写真を投稿した時に、見栄えがよいということですが、そのインスタグラムの利用者数は2017年には世界で8億人を超えており、日本でも2,000万人を超えて、まさに今急成長中のSNSとなっています。
見栄えがよい=話題になる・人目に付く=宣伝効果ということで、その効果を活かして導入されている企業も増えており、インスタグラムを開設している国内企業数は1万社を突破しているそうです。
同じくFacebookも世界的に有名なSNSですが、インスタグラムは写真がメインになっており、文章を書くことに悩まなくてもよいため、気軽に始めることができることが一番の特徴ですが、ここで一度インスタグラムの特徴をまとめてみたいと思います。
①基本的には友人など自分の身の回りの人としか繋がることはできません。しかし、ハッシュタグ(「♯お店の名前 ♯沼津市 ♯ハンバーグ」等とつけて投稿することにより、そのハッシュタグを検索して、自分のページを見てくれた人が、フォローしてくれる可能性があります。(自分のページをフォローしてくれた人をフォロワーと言います。)フォロワー数を増やすためにも「インスタ映え」する写真の投稿が必須となります。
②男女比で言うと、ユーザーの6割が女性、特に10~30代の女性の利用率が高いため、その層をターゲットにする企業が情報発信するツールとしてお勧めです。写真向きな商品を扱い、若い女性をターゲットにするということから考えると、食品・美容・アパレル・雑貨等が向いていると言えるかもしれません。
③先にもお伝えしたとおり、「写真を投稿する」「投稿された写真を見る」というシンプルな機能です。長い文章を考える必要はなく、写真や動画で伝える、ハッシュタグで伝える、ということに特化しています。
④インスタ映えする商品を提供することにより、来てくれたお客様が自身のインスタグラムに写真を投稿してくれる可能性があります。これにより投稿してくれたお客様の友達に情報が広がります。また、来てくれたお客様に自社のインスタグラムをPRしてフォロワーになっていただく等、様々なアプローチ方法があります。
今、世間で話題になっているインスタグラム。お気に入りの企業や有名人も発信しているかもしれませんので、ぜひ一度検索してみて下さい。
自社のマーケティングのツールの1つとして、インスタグラムをぜひ活用してみてはいかがでしょうか。