今回は富士市青島町にございます「株式会社ジーズ・フィールド」様を紹介させて頂きます。
ジーズ・フィールド様は、ホームページから引用させて頂くと、[CADCAMデータ屋さん]です。今回取材させて頂きました私は、恥ずかしながらCADという言葉くらいしか聞いたことがなく、ホームページを見させて頂いても何が何だかわからない全くの未知の世界でしたので、社長様に幼稚な質問を投げかけてしまいましたが、優しくお答え頂きました。まずは、ジーズ・フィールド様の仕事内容からご紹介させて頂きたいと思います。
仕事内容
ジーズ・フィールド様のメインのお仕事はCADCAMデータ作成です。
CADとは、Computer aided designの略語で、コンピュータを用いて設計や製図を行うことです。
一方CAMとは、Computer aided manufacturingの略語で、CADで設計・図面化されたデータを実際の形に加工するための手法です。
CADの会社は多いそうですが、CAMまで取り扱っている会社は少なく、その中でもジーズ・フィールド様では3人の全社員の皆様がCAMを扱うことができるそうです。また、CAMは動きを1つでも間違えると損害になってしまいますので、作成時にはシミュレーションデータを付け、お客様に少しでも安心して頂けるような心配りもされています。
会社の歴史
社長の山本様は工業高校を卒業後、CADの仕事に憧れて大手電機メーカーに入社。しかしなかなか希望の業務に就くことができず、CADへの思いが募っていきます。数年後、友人の紹介で地元の樹脂加工の町工場に入社。念願のCADCAMの仕事に就きます。CADCAMの技術はこの会社で勉強をさせて頂いたそうです。その後、金型屋に転職。もっと多くのCADCAM技術を学びたくなった社長は独立、個人事業主を経て現在の㈱ジーズ・フィールドを立ち上げるまでに至りました。
口コミや紹介で仕事を増やし、現在は横浜~名古屋まで大手金型メーカーや、検査治具メーカー等、約20社のお客様がいるそうです。一貫して金型・CADの世界を突き進み、なかなか表立った宣伝のできない業種であるにも関わらず、口コミと紹介で業績を伸ばしてきた背景には、CAMという希少なお仕事への取り組みや、お客様のことを考えた心配りという信用があるからこそだと思います。
会社名の由来
ジーズは、社長様の名前の「治」から、「治の」という意味で付けられたそうです。(社長様のお名前はオサム様ですが、音読みで「ジ」と読んでいます。) フィールドは、ジーズ・フィールド様で使われているCADソフトの作業用ディレクトリ名(run_field、nc_fieldなど)からきているそうです。
大橋会計との付き合い
担当者の岩崎について、どんなことでも親身になってくれるし、雑談もできるのでとても話しやすいとお褒めの言葉を頂きました。また、社長様は現在事務所で行っている経営者の学び場にも積極的にご参加下さっています。人との繋がりを増やしたり、さまざまな話を聞きたいとおっしゃって頂きました。
担当岩崎より
山本社長とは法人成の時からお付き合いをさせて頂いております。色々なことを勉強されていて、色々な事にチャレンジをされていて、とてもバイタリティのある方だと尊敬しております。いつか社長の焼いたパンをご馳走して下さい。
(会社情報)
株式会社ジーズ・フィールド HPはこちらへ
〒417-0047 静岡県富士市青島町180 加藤ビル2F
TEL 0545-30-6740
Mail info@gs-field.net
社長様は「製造業応援ブログ」を立ち上げておられます。「素晴らしい技術を持っているのに、そのことをどこにも発信できない会社がたくさんある。この技術を表に出して皆さんに知ってもらいたい。」という思いから、社長自らが製造業を営んでいる中小企業を訪問し、取材、ブログに掲載を行っています。ぜひこちらもご一読下さい。ブログはこちらから