今回は、沼津のリコー通りにある「HI-DEE’ S / ハイディーズ」様をご紹介させて頂きます。
一見入りずらそうなお店(失礼!)なのですが、
社長の小山氏は初対面の時からとにかくテンションが高い人なんです。声は大きい、会話のテンポも早い。
特に、合わせた目線は外さない(大笑)。
業種はアパレル販売、各種デザイン製作。
他社のアパレルブランドのデザインや、飲食店・サロンなどの店舗や企業のロゴなど、多岐に渡って幅広く製作されています。
洋服も国内ものから輸入物まで販売しており、デザイン業務も請け負われている会社です。
こんな小山氏がお店をオープンするに至ったルーツは約40 数年前の幼稚園時代まで遡ります。
私立の幼稚園に通われていた為、異国の文化に触れる機会が多かった事や、海外の出張も多かったおじいさまの影響を受けており(特にお土産)、当時の日本にはないデザインやカラーリングに心を惹かれていたそうです。
バンド活動をしていた事もあり、仲間たちの集いの場所を作りたいなと思った小山氏が「HI-DEE-HO」(元気かい?というスラングだそうです。)という名前でお店をオープンされたのは26 歳の時。自分が影響を受けたカルチャー(アメリカ文化、音楽)の洋服を取り扱い、自社ブランドのプリント物や、刺繍物の洋服を数多く作られたそうです。
オリジナルの洋服はパターンから製作も行っている様ですが、尺の都合上、今回はこちらで掲載内容を絞らせて頂きまして、デザインの製作についてクローズアップしてお伺いしようと思います。(絞りすぎたかな?笑)
私が小山氏のインタビューにあたって一番印象に残っていたのは、
「デザインのピントが合うまでが長いんですよ。クライアント様とのミーティングからご本人様では気が付かない部分をこちらが察知して、表現させて頂く事が仕事なので。」という言葉です。
当事務所の看板のデザインをお願いしたときも、ミーティングの際、主要の事は15 分。
あとの話が2 時間!
その「あと」の話と云うのがキモらしく、好きな色は何?、好きな音楽は何?、好きな著名人は?好きな車は?好きな洋服は?好きな格言は?
など日常のことを含め根掘り葉掘り、、、。私は、小山氏に問いました。
「えーと、デザインの話ですよねぇ~?え、え、なんの話をしてるんですか?」と。
小山氏は間髪入れず、喰い気味に言われました。
「いやいや、何をおっしゃる。デザインを作るためのミーティングですよ。いわゆるマーケティングですよ。」と。
「カッコ良いものだったり、スマートなデザインの物はミーティングなしでもいくらでもできるんです。そう云うものを良いと思う方もいますが、僕は、そう云うスタイルでは無くて、そこにクライアント様の今までのストーリーを融合した体温があるデザインを表現したいんです。
その情報は絶対に必要なのですよ。宝物です。これが僕にとって作業を進行させる為のご飯。そーご飯。あとは最初に作ったラフデザインからあーだ、こーだすれば良いのです。デザインを作ると云うのは、家を建てるのと同じこと!」
私:「そこまで考えてデザインって作る物なんですか?」
小山氏: 「お家を建てる時、片手間で建てますか?」
私:「、、、、。ですよねぇ。。。」
小山氏: 「同じ事なのですよ。そういうことなのです。」
私: 「では、、、これでインタビュー終わりです。」
小山氏: 「うそぉ~。もう終わりぃ~?デザインされたものが結界になるって云う話は?(笑)」
私: 「尺の都合上、、。はい。。。。。(苦笑)またいつかの機会で。(大笑)」
とにかくテンションが高く、話の長い小山氏ですが、弊社が看板のデザインをお願いした際はどんな小さなことでも妥協を許さず、細かく何度も何度も対応して下さいました。
「ちょっとここの色をもう少し・・・。」「これはもう少しこっち側に・・・。」
私達の言いたい放題のリクエストにも決して嫌な顔をせず、むしろテンションをどんどん上げていき、もういいよと言いたくなるほどのミーティングを重ね、完成した看板がこちらです!!
目にされたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。とても素敵な看板に仕上がりました!
このような看板のデザイン、企業のロゴ、グッズ、ご家庭の表札に至るまで、小山氏は幅広くデザインをして下さいます。希望どおりのデザインに仕上がるまで、確実に対応していただけることを保証致します!!
●店舗情報
HI-DEE’S
〒410-0048 沼津市新宿町7-1 塩崎ビル1F
TEL:055-925-5857 HP:https://www.hidees.jp/